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CAD/CAM冠の施設基準届出状況【2018年9月】

ヤマキンでは「CAD/CAM冠」を実施する歯科診療所の施設数について、定期的に地方厚生(支)局のWEBサイトから届出状況を独自にカウントし、普及状況を確認しております。

2018年9月現在の都道府県別届出状況がまとまりましたのでお知らせいたします。

CAD/CAM冠 施設基準届出済の診療所の割合は7割を超えました。

この1年間で、およそ5,500軒、8.2ポイント増加しました。

2018年9月までに届出が受理された歯科診療所は 49,465軒でした。
2017年9月時点から5,490軒増加し、ついに届出割合が全歯科診療所施設数の71.9%となり、7割を超えました。

大臼歯適用以降、大幅に届出軒数が増加しました。

この1年間に増加した5,490軒のうち、2017年12月以降の増加は4,273件でした。
大きく伸びたのは、2017年12月1日にCAD/CAM冠の保険適用範囲に下顎第一大臼歯が 追加された影響と考えられます。

全ての都道府県が6割以上の届出割合になりました。

届出軒数は、次の地図のとおり地域差があり、「西高東低」の状態が続いています。

しかし、下表のとおり届出割合は全国的に上がってきており、2017年9月に最も低い県が51.9%だったのに対し、2018年9月は61.7%と、全ての都道府県で6割を超えるようになりました。

11の都道府県で届出割合が前年より10ポイント以上の伸びを見せ、地域による差は少なくなってきたことから、全国で一様にCAD/CAM冠治療を受けられる環境が整ってきたことがわかります。

「CAD/CAM冠 施設基準の届出状況表」データをご活用ください。

●CAD/CAM冠 施設基準の届出状況表(2018年9月)
https://www.yamakin-gold.co.jp/yn/wordpress/wp-content/uploads/2018/11/ym110_cadcam.pdf

各都道府県ならびに地方厚生(支)局別に、2018年9月と2017年9月との比較表を掲載しておりますので、ご確認ください。
この表は、出典元として「地方厚生(支)局サイトからヤマキンが集計」との旨を記載いただければ、引用・転載していただいて結構です。
皆様が所属されている歯科医師会、歯科技工士会、歯科衛生士会などでの、地域状況の共有などにご活用いただければ幸いです。