【シンボーQ&A】加工時のポイント①
【Q1】「シンボー」のブリッジデータをCAM上で配置する際のポイントは何ですか。
CAD設計で配置した芯材位置と、材料の芯材位置が一致するようにブリッジデータを配置することです。
「KZR-CAD ファイバーブロック シンボー」(シンボー)の芯材は材料の中心に配置されています。
設計したブリッジデータの芯材の中心が材料の中心となるように配置してください。

材料の芯材位置
CAMソフトの仕様によっては、芯材位置を示すアタッチメントの付与※が必要な場合があります。
※アタッチメントの付与はCAD上でおこないます。アタッチメントの付与が可能かどうかはCADソフトメーカーにお問い合わせください。
アタッチメント付与について参考例を動画で紹介しております。
【Q2】サポートピンはどのように付与するとよいですか。
下の図をご参照ください。

サポートピンを付与した例
図のように6本のサポートピンを付与することを推奨いたします。
上図のように配置できず本数が減る場合は、サポートピン1本あたりの直径を1.1~1.2倍程度太くしてください。
【Q3】加工条件に指定はありますか。
ヤマキンの「KZR-CAD HRブロックシリーズ」と同様の条件で加工できます。
切削加工はヤマキンのCAD/CAM冠用材料「KZR-CAD HR ブロックシリーズ」と同じ条件で加工できることを確認しておりますが、加工条件はお使いのシステムにより異なる可能性がありますので、お使いのソフトメーカーにご確認ください。
【Q】切削加工の条件を教えてください。
https://www.yamakin-gold.co.jp/yn/qa084_shinbow/
KZR-CAD HRブロックシリーズ
https://www.yamakin-gold.co.jp/prdct_dental/product/kzr_cad_hrb_s.html
【Q4】適合を良くするために、加工時のポイントが知りたい。
次の4点にご注意ください。
- CAD設計時の内面設定値が適切か。
単冠と異なり、3本ブリッジでは支台歯間の距離が加工誤差の一因となります。
そのため、内面設定値を少し大きくするなどして余裕を持たせ、支台歯間の加工誤差を吸収することで適合が改善する場合があります。 - サポートピンの本数および径が十分か。
単冠と異なり、3本ブリッジは細長い形状のため、加工時の負荷による“たわみ”を考慮する必要があります。
“たわみ”は加工精度に影響を与えるため、たわみを抑制する位置にサポートピンを設置する必要があります。
【Q2】サポートピンはどのように付与するとよいですか。をご参照ください。 - 工具が劣化していないか。
3本ブリッジは単冠に比べて加工時間が長く、加工中に切削屑が刃物へ付着することで切れ味が低下する場合があります。
その結果、加工精度に影響を及ぼすことがあります※ので、適合が悪いと感じられた場合は刃物の状態をご確認ください。
新品または使用時間の短い刃物に交換することで改善する場合があります。※「シンボー」に限らず、加工中に刃物が欠けることで加工精度が低下する事例も確認されています。
- 切削条件、使用工具(コーティング)が適切か。
使用する材料に適した切削条件でない場合や、使用工具のコーティングが適切でない場合には、加工精度が低下する可能性があります。
ヤマキンの「KZR-CAD HR ブロック3 ガンマシータ」が問題なく加工できている切削条件であれば、基本的には問題ないと考えております。
それでも適合が悪い場合は、加工機メーカー様へご相談ください。
切削条件の目安および推奨使用工具は下のQ&Aをご参照ください。【Q】切削加工の条件を教えてください。
https://www.yamakin-gold.co.jp/yn/qa084_shinbow/
製品サイト 「KZR-CAD ファイバーブロック シンボー」
https://www.yamakin-gold.co.jp/prdct_dental/product/kzr_cad_fbsb.html
KZR-CAD ファイバーブロック シンボー 管理医療機器 歯科切削加工用レジン材料 認証番号:305AKBZX00011000
KZR-CAD HR ブロック3 ガンマシータz 管理医療機器 歯科切削加工用レジン材料 認証番号:303AKBZX00111000
製造販売元:YAMAKIN 株式会社 〒781-5451 高知県香南市香我美町上分字大谷 1090-3
