Q&A

この記事は歯科医療関係者のみご覧ください。〈一般のみなさまへの情報提供を目的としたものではありません〉

【歯科技工Q&A】ゼオセライト Body系陶材 -基本陶材編 ①-

【Q1】マージンポーセレン(カラーレス)の症例で、セルフグレーズ焼成後にマージンの先が収縮した。補修方法が知りたい。

A

【特殊陶材】のSUP−Dをご使用ください。

SUP-Dは補修用サプリメント陶材です。

M-1,M-2を使用するシェードは、ステイン陶材のWhite(パウダータイプ)と混合すると補修跡が目立ちません。混合比率は下表をご参考ください。
M-3~M-5を使用するシェードは、SUP−D単体で補修します。

パウダーステインは単品でご購入いただけます。

添付文書に記載のとおり790~830℃で焼成してください。

混合比率例

 

 

【Q2】オペークデンティン陶材の用途が知りたい。

A

次の用途で使用します。

  • サービカル色の代用として
  • デンティン陶材の厚みが確保できない場合の下地色として
    焼成後のデンティン陶材の厚み約0.5mmが確保できず、オペーク陶材の色調が強く現われそうな箇所に、デンティン陶材築盛前に薄く築盛します。

 

【Q3】サービカル陶材はラインアップされていないのでしょうか。

A

ラインアップにはありませんが、代わりの表現方法を紹介します。

 

  1. サービカルテクニックとして、オペークデンティン陶材と透明感のあるサーモンピンク色のT-Salmonを併用した表現方法があります。
    次のPDFをご参照ください。

    ゼオセライト BASIC GUIDE P.7(45KB)

  2. 歯頸部付近に、デンティン陶材やオペークデンティン陶材よりも不透明で濃い色調が必要な場合は、次の配合でご使用ください。

    配合表 Q4の配合表と同じものです。

 

【Q4】ブリッジの症例で、支台歯の歯頸部付近とポンティック粘膜部分にオペークデンティン陶材を使用すると、粘膜部分に色調の違いが現われます。対処方法はありますか。

A

オペークデンティン陶材のみを使用すると、光が透過し色調の違いが現れます。2つの対処方法を紹介します。

色調の違いが現れた例

 

  1. オペークデンティン陶材とマージン陶材を併用する
    図のようにポンティック粘膜部分に作製するメタルセラミック修復物のシェードに対応するマージン陶材をパンフレットなどに掲載のシェード表から選択し、築盛します。

    マージン陶材は、オペークデンティン陶材よりも不透明なため、光の透過を防止できます。

    オペークデンティン陶材とマージン陶材を併用

     

    通常、マージン陶材の焼成温度は900℃ですが、ここで使用するマージン陶材は築盛量が多くなるため910℃で焼成します。
    その後、オペークデンティン陶材を支台歯の歯頸部付近に築盛するのと同時に、マージン陶材も囲むように築盛します。

  2. オペークデンティン陶材に【特殊陶材】のアクセント陶材を混合する。
    アクセント陶材Occlusal-OrangeまたはMilkyをオペークデンティン陶材と混合してご使用ください。
    不透明かつ色調を濃くしたい場合はOcclusal-Orange、色調をあまり変えずに白くしたい場合はMilkyをご使用ください。
    配合比率は下表のとおりです。上段が各色調で最適な条件の配合です。

    混合した後は使用される前に必ず試し焼きを行ってください。色調を調整したい場合は、配合比率を変更してご使用ください。

    配合表 Q3の配合表と同じものです。

     

 

管理医療機器 ゼオセライト 歯科メタルセラミック修復用陶材 認証番号:221AABZX00172000
製造販売元:YAMAKIN 株式会社 〒781-5451 高知県香南市香我美町上分字大谷 1090-3