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TMR-MTAセメントはまもなく発売です!

ヤマキンでは、2017年7月3日(月)に新製品「TMR-MTAセメント」を発売いたします。

歯科用覆髄材料「TMR-MTAセメント」はまもなく発売です!

北海道医療大学との共同研究から生まれた「TMR-MTAセメント」
北海道医療大学 歯学部と最初に意見交換をしてから5年。
基礎研究からスタートさせたヤマキンのMTAセメントが、いよいよ発売日を迎えます。

     

MTAセメントって何ですか?

九州デンタルショー(2017年5月27日~28日)で本製品を発表した際、MTAセメントとはどのような材料なのか、ご質問をいただく機会が多くありました。

そこで、ヤマキンの「TMR-MTAセメント」の特長をお話する前に、そもそもMTAセメントが一体どのような材料なのか、一般的な特徴を簡単にご紹介します。

MTAセメントとは、う蝕治療などにより歯髄が露出した箇所を封鎖する際に使用する覆髄材(歯科用覆髄材料)の一種で、水硬化性の歯科用セメントです。

使い方は次の模式図のとおりです。

「MTA」はMineral Trioxide Aggregate (ミネラル三酸化物集合体)の頭文字。封鎖性や生体親和性がよく、長期にわたり細菌の侵入を防ぐ能力に長けています。
また、硬化後は強アルカリ性のため、細菌の増殖を抑制することができます。

粉と水を混ぜることによって固めるため、口腔内での使用に適しています。
Ca2+が放出されることにより、歯の成分であるハイドロキシアパタイトを形成します。

そして、神経を残したままの治療ができるため、歯の寿命が延びることが期待できるというのは、この材料のいちばんのメリットと言えるでしょう。

ヤマキンの「TMR-MTAセメント」の特長とは?

このような、いま注目のMTAセメントを北海道医療大学と共同で研究・開発し、2017年7月3日に「TMR-MTAセメント」を発売するに至りました。
ここからは「TMR-MTAセメント」の特長をご紹介いたします。

【ビスマスフリー】

MTAセメントにはX線造影剤として酸化ビスマスの代わりにジルコニアを使用しています。
ジルコニアは化学的に安定で、変色が起こりにくい素材です。

なお、色調はホワイトとライトアイボリーをご用意。症例に合わせ色調を選択できます。

【水となじみがよく、練和が容易】

球状シリカ粒子のベアリング効果により、流動性が向上し、少量の水でも短時間の練和で均一なペースト状になります。

ベアリング効果のイメージ図(左)とボールベアリング(右)

少量の水で練和できるため、硬化が速く、初期硬化が15~30分で完了します。

また、充填後に湿らせた綿球等による水分補給が無くても十分に硬化するので、即日グラスアイオノマーセメントを充填する1回法が可能です。

【高い圧縮強さ】

硬化が速く、練和1日後から高い圧縮強さ(約90MPa)を実現。さらに1週間後には約140MPaまで上昇し、グラスアイオノマーセメントに匹敵する圧縮強さが得られます。

これらの特長を持った「TMR-MTAセメント」は2017年7月3日(月)発売です。ぜひこの機会にご利用ください。

●TMR-MTAセメント
http://www.yamakin-gold.co.jp/prdct_dental/material/index.html

(余談ですが…) ところで、「TMR」の名前の由来は…??

「TMR」はその使用方法をイメージした「詰める」からネーミングしました。 ← 本当です!
「フーサ」「フサーグ」「ウメール」など、いろいろ(真剣に)考えましたが、結局「ツメール」になったというわけです。

せっかく製品名が「TMR」になったので、パッケージのデザインは風っぽくしてみました。
もちろん、デザインを提案した社員は、西川貴教さんのファンです。 ← 本当です!

ヤマキンには「iGOS」「Twiny」「ZEO CE LIGHT」など、ほかにもイワレが秀逸な製品がいろいろあります。ぜひ見つけて想像してみてください!

製造販売元:YAMAKIN 株式会社 〒781-5451高知県香南市香我美町上分字大谷 1090-3