トピックス

『入れ歯も“デジタル”!?』 NHKニュース「おはよう日本」から

入れ歯 (デンチャー)をスキャンして複製するデジタルコピーデンチャー。
2024年3月27日 朝、NHKニュース「おはよう日本」内のビジネス特集コーナー「おはBiz 」で、歯科技工のデジタル化の背景とともに紹介されました。

特集コーナーの冒頭では…

65歳以上の高齢者の7割以上が入れ歯やインプラントなどを使っている一方で、歯科技工士は平均年齢が高くなっており、作業の負担をどう軽くするかが課題となっていることが紹介されました。
また、高知県内の患者と歯科医師へのインタビューによって、入れ歯製作は手作業で大変な手間と時間を要すること、つくり直すにも全く同じものは難しいことが明らかになりました。
スタジオのアナウンサーは「手作業なんですね!」と、とても驚いていました。

ヤマキンへの取材

カメラはスタジオからヤマキンの総合技術研究所に切り替わり、「高知県の歯科材料メーカーによるデジタル技術を活用した歯科技工効率化への取り組み」の紹介に移りました。

この取り組みは、高知大学 医学部 歯科口腔外科学講座とヤマキンの共同研究講座「次世代歯科医療開発講座」で実証研究をおこなっているものです。

YAMAKIN株式会社 総合技術研究所・高知大学医学部YAMAKIN次世代歯科医療開発講座山北分室

 

番組では、デジタルコピーデンチャーの製作工程が映像で紹介されました。

また、コーティング材で仕上げの着色を施す社員へのインタビューでは、デジタル技術による作業効率向上のメリットについて、歯科技工士の観点からコメントがありました。

コーナーの最後には、スタジオのアナウンサーから、入れ歯が手作業でとても大変な作業でつくられていることへの驚きや、デジタル化することで、つくり手の負担低減とともに患者さんも早く入れ歯が手に入ることがよいとのコメントがありました。

アナウンサーのコメントにあったとおり、入れ歯が「ものすごく大変な手作業」でつくられていることは、残念ながら一般のかたがたに知られていない現状があり、さらには、歯科技工士の高齢化や担い手不足によって、日本の地域医療が崩壊する危機に瀕していることもあまり知られていません。

番組を見終えて、歯科技工にはさまざまな方法や選択肢がありますが、デジタル技術を応用したコピーデンチャーは歯科医師・歯科技工士はもちろん、患者にとって有意義かつ有効な技術であり、今後の地域医療を守るための重要な手段であることを再認識しました。

 

「おはBiz」の視聴はこちらから

デジタルコピーデンチャーが紹介された「おはBiz」の動画はこちらから視聴いただけます。

【NHK公式サイト おはBiz】24.03.27(水) 入れ歯も”デジタル”!?
https://www3.nhk.or.jp/news/contents/ohabiz/articles/2024_0327.html

 


高知県地場産業大賞  最高位を受賞!(地域の歯科技工士がつくるデジタルコピーデンチャー)(2023年12月20日)
https://www.yamakin-gold.co.jp/yn/ym217_award/

デジタルコピーデンチャーを用いた「スペアのデンチャー」を紹介する無料のツールができました!
https://www.yamakin-gold.co.jp/yn/ym218_dc-tools/

 

特設サイト 「KZR-CAD デンチャーPC」
https://www.yamakin-gold.co.jp/prdct_dental/product/provi-pc/

特設サイト 「Nu:leコート」
https://www.yamakin-gold.co.jp/prdct_dental/product/nulecoat/

 

KZR-CAD デンチャーPC 管理医療機器 義歯床用熱可塑性レジン(歯科切削加工用レジン材料) 認証番号:304AGBZX00017000
KZR-CAD プロビPC 管理医療機器 歯科切削加工用レジン材料 認証番号:303AGBZX00102000

Nu:leコート 管理医療機器 歯科表面滑沢硬化材(高分子系歯冠用着色材料、歯科レジン用接着材料、歯科レジン系補綴物表面滑沢硬化材、歯科接着・充填材料用表面硬化保護材、歯面コーティング材) 認証番号:303AABZX00051000
製造販売元:YAMAKIN 株式会社 〒781-5451 高知県香南市香我美町上分字大谷 1090-3