Q&A

この記事は歯科医療関係者のみご覧ください。〈一般のみなさまへの情報提供を目的としたものではありません〉

【マリモセメントLC Q&A】 -製品の特長編-

【Q1】「マリモセメントLC」の特長は何ですか。

A

大きな特徴は次のとおりです。

  • CAD/CAM冠の装着専用での製品です。
  • 1ペーストで練和が不要です。
    ミキシングチップ残留や練和による材料ロスがありません。
  • 光重合のみで硬化し、化学重合の必要がありません。
    術者のタイミングで硬化させることができる大変使いやすい製品です。
  • 化学重合の待ち時間がなくチェアタイムを短縮できることから、患者さんの負担の軽減につながります。

そのほか、余剰セメントの除去が簡単であるなど、「マリモセメントLC」は大変使いやすい製品です。

1ペーストで練和不要

光重合のみで硬化

【Q2】「マリモセメントLC」の使用用途は何ですか。

A

60%以上の無機質フィラーを含有するCAD/CAM冠の装着に使用します。

光重合のみで接着させるため、確実に光照射をおこなってください。

  • 照射光が届くよう、レジンブロックの厚みは3mm以下としてください。
  • セメントの厚さによる重合不十分を避けるため、セメントスペースは 500μm以下に設定してください。

 

【Q3】光重合せずに接着できますか。

A

接着できません。

「マリモセメントLC」は光重合反応によって硬化する製品です。
必ず「ペンギンアルファ」などの歯科重合用光照射器で硬化させてください。

光照射条件

ペンギンアルファ製品紹介
https://www.yamakin-gold.co.jp/prdct_dental/machine/penguin.html

 

「マリモセメントLC」は光重合のみなので、次のメリットがあります。

  • 化学重合の待ち時間が不要です。
    チェアタイムを短縮し、患者さんの負担を軽減します。
  • 化学重合で硬化していく時間を気にせず、術者のタイミングで硬化できます。

 

【Q4】光重合のみで接着強度は大丈夫ですか。

A

レジンに対する接着試験結果をご覧ください。

JIS T 6611:2009(歯科用レジンセメント)を参考に接着試験を実施しました。

試験方法

 

その結果、次のグラフのとおり「マリモセメントLC」は臨床において充分に接着強さを発揮する製品と確認しております。

 

レジンブロックの引張接着強さ

 

詳細な試験内容は製品レポートをご覧ください。

マリモセメント製品サイト
https://www.yamakin-gold.co.jp/prdct_dental/product/marimo/

また、視覚的に接着強さをご確認いただけるよう、「マリモセメントLC」で接着したブロックを使い消防車を引っ張る動画を制作しましたのでご覧ください。

 

【Q5】「マリモセメントLC」は、歯質に接着できますか。

A

単体では歯質と接着しません。

「マリモセメントLC」自体には、接着成分が含まれていませんので、単体では歯質と接着しません。

必ず前処理材として歯質と接着性のあるボンディング材「TMR-アクアボンド0」をご使用ください。
また、被着体によって、対応する前処理材が変わります。以下の表をご参照ください。

被着体と必要な前処理材

 

 

アクアボンドとマルチプライマーのご紹介
https://www.yamakin-gold.co.jp/yn/ym133_settyaku/

管理医療機器 KZR-CAD マリモセメントLC 歯科接着用レジンセメント(光重合型) 認証番号:302AABZX00007000
管理医療機器 TMR-アクアボンド0 歯科用象牙質接着材(歯科セラミックス用接着材料、歯科金属用接着材料) 認証番号:230AABZX00076000
管理医療機器 マルチプライマー 歯科金属用接着材料(歯科セラミックス用接着材料、歯科レジン用接着材料) 認証番号:226AABZX00069000
管理医療機器 KZR-CAD HR ブロック2 歯科切削加工用レジン材料 認証番号:226AABZX00171000
製造販売元:YAMAKIN 株式会社 〒781-5451 高知県香南市香我美町上分字大谷 1090-3
一般医療機器 ペンギン アルファ 歯科重合用光照射器 特定保守管理医療機器 届出番号:13B2X00316310018
販売元:YAMAKIN株式会社 〒543-0015 大阪市天王寺区真田山町3番7号
製造販売元:ピヤス株式会社 東京都江戸川区平井6-73-9