【歯科技工Q&A】ゼオクイック陶材について ②

2021年4月1日

この記事は歯科医療関係者のみご覧ください。〈一般のみなさまへの情報提供を目的としたものではありません〉

同じ陶材ではありませんが、使用方法や特徴は同様です。

希釈に使用するオペークリキッドは同じものが使用可能です。

塗布、粘度調整などの使用方法や特徴はゼオセライト陶材と同様です。ゼオセライト　オペーク陶材のQ&Aもご参照ください。

必ずではありません。

サービカル陶材は、下図のように一般的なシェードガイド（以下、シェードガイド）の歯頸線より下部にある歯根部分を表現するための陶材です。

サービカル陶材で表現する歯根部分

シェードテイキンクでは、シェードガイドの歯根部も含めて色を比較するため、ゼオクイックの特徴であるデンティン陶材とエナメル陶材のシンプルな2層築盛では、歯頸部付近の彩度（色の濃さ、強さ）が足りないと感じることがあります。そのような場合にサービカル陶材を使用します。

ゼオクイックのシェードテーブル

完成時のデンティン陶材の厚みを想定し、適した方を選択します。

デンティン陶材の選び方

築盛前に完成時のデンティン陶材の厚みを想定できないという方は、通常のデンティンのカットバックの厚みと等しいデンティン-1.0を選択してください。

ゼオクイックのシェードテーブル

管理医療機器ゼオクイック歯科メタルセラミック修復用陶材認証番号：218AABZX00132000
管理医療機器ゼオセライト歯科メタルセラミック修復用陶材認証番号：221AABZX00172000
製造販売元：YAMAKIN 株式会社〒781-5451 高知県香南市香我美町上分字大谷 1090-3