Q&A

この記事は歯科医療関係者のみご覧ください。〈一般のみなさまへの情報提供を目的としたものではありません〉

【LED キュアマスターQ&A】 ユーザー向け① ランプについて

【Q1】LEDランプの光量が低下したように感じる。光量を測定して欲しい。

A

有償で可能です。

機器をお預かりして測定いたします。お預かりの流れは修理と同じです。

なお光量低下を感じるほど長期間使用した機器は、LEDランプ以外のメンテナンスも必要な場合が多くみられます。光量の測定も含めた機器全体の点検をおすすめします。

修理(点検)・お預かりの流れについては次の記事をご参照ください。

【LED キュアマスターQ&A】 修理・保証について
https://www.yamakin-gold.co.jp/yn/qa068_cure/

【Q2】LEDキュアマスターのLEDランプが何個か切れて点灯しなくなっても性能に影響はありませんか。

A

ランプ1個単位で点灯しなくなることはほとんどありません。

処理室に設置されたLEDユニットは、1ユニットに10個のLEDランプが直列で繋がっています。また下図のように中央のユニットとサイドのユニットが直列で繋がっています。

LEDランプユニット

 

通常は、ランプが1個切れると直列で繋がっている2ユニット単位でランプは点灯しなくなります。
また、1個単位でランプを交換することはできません。1ユニット単位で交換する必要があります。

寿命ではなく衝撃などでLEDランプが故障した場合は、稀に1個のランプだけ点灯しないといったことが起こりえますが、このような場合でもユニット単位で交換してください。

LEDランプが切れても直ぐにエラーは表示されません。2ユニットが点灯しないまま使い続けると [LEd] の警告が点滅表示されます。
LEDランプの不点灯については次のQAもご覧ください。

【Q3】40個あるLEDランプのうち数個が照射時に点灯していないように見えます。

A

8個の紫色LEDランプは、点灯していないように見えます。

1個単位でランプが点灯しなくなることは通常ありません。
重合中にトビラの遮光フィルター越しに処理室を見ると、紫色LEDランプは目視では点灯していないように見えますが、点灯はしています。

紫色LEDランプ

 

【Q4】LEDランプの寿命がくるとハロゲンランプのように点灯しなくなりますか。

A

LEDランプは、点灯しなくなる前に寿命がきます。

一般的な照明器具のLEDランプの寿命は光量が初期の70%に下がるまでとされています。そのため、ハロゲンランプとは違い点灯しなくなる前に寿命がきます。

なお、一般家電用白色LEDランプは、定格寿命約40,000時間と言われ、その頃に光量が初期の70%程度になるようです。
LEDキュアマスターの紫色、青色LEDランプは、一般家電に比べてON/OFFの回数が多くなるため、寿命は10,000時間前後と推測します。

寿命がきて明るさが落ちた後も使用を続ければ、いつかは点灯しなくなります。

【Q5】LEDランプの保証期間は、購入日より2年間、もしくは光重合時間累計が1,500時間内とありますが、累計光重合時間はどうすれば分かりますか。

A

購入した歯科商店か、最寄りのヤマキン営業拠点にご連絡ください。

ユーザー登録をされている場合は、購入から2年以内の場合、ヤマキンから累計光重合時間の確認操作方法をご連絡いたします。

購入から1週間以内に保証書をFAXするとユーザー登録できます。

【Q6】LEDランプユニットの交換方法が知りたい。

A

LEDランプユニットを購入し、ご自身で交換できます。

取扱説明書に記載されている方法に従い、交換してください。
2014年頃までの取扱説明書には、交換方法の記載がありません。下のPDFファイルをご覧ください。

LEDランプユニットの交換方法(PDF:1.33 MB)

 

LED キュアマスター 一般医療機器 歯科技工用重合装置 届出番号:26B2X10018000017
販売元:YAMAKIN株式会社 〒543-0015 大阪市天王寺区真田山町3番7号
製造販売元:デンケン・ハイデンタル株式会社 〒601-8356 京都市南区吉祥院石原京道町24番地3