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この記事は歯科医療関係者のみご覧ください。〈一般のみなさまへの情報提供を目的としたものではありません〉

タテからヨコへの新発想「ヨコ向きブロック」登場

2022年10月11日(火)、CAD/CAM切削用ハイブリッドレジンブロックに「ヨコ向きブロック」をラインアップいたしました。
「ヨコ向きブロック」は、ブロックサイズはそのままに、治具を通常品とは異なる面に取り付けた製品です。

通常品とヨコ向きブロック

 

ヨコ向きブロックを使用すると…

タテ向きのブロック(通常品)で収まらず、ワンサイズ大きなブロックを選択していたCAD/CAMインレーのケースで、「ヨコ向きブロック」を使用するとサイズはそのままで対応できる場合があります。

ご使用のCAMソフトウエアが「ヨコ向きブロック」に対応可能かについてはソフトウエアメーカー等へお問い合わせください。

同じサイズの「ヨコ向きブロック」で収まったケース

 

また、「ヨコ向きブロック」は、サポートピンやノブの付与に役立ちます。
CAD/CAMインレーは薄く細長い形状であることから、切削時に「たわみ」が生じ、良好な適合が得られない場合があります。
この「たわみ」を抑える方法として、細いサポートピンを複数付与する方法が効果的です。この方法であれば、コンタクトやマージン部の形態への影響が少なく、加工後のサポートピンの除去と調整がしやすくなります。
この方法など、症例によっては「ヨコ向きブロック」を選択すると、ブロック内にサポートピンを収めやすくなります。
さらに「ヨコ向きブロック」は、ノブを付与するテクニック(詳細は下で紹介する冊子を参照)にも有効な「目からウロコ」の製品です。

サポートピンやノブの付与イメージ

 

「ヨコ向きブロック」は、KZR-CAD HR ブロック2 BG(小臼歯用)とKZR-CAD HR ブロック3 ガンマシータ(大臼歯用)にラインアップ。シェードとサイズはいずれも「Eシェード」「Sヨコ」です。

「ヨコ向きブロック」をラインアップ

 

さらに詳しく!冊子「知っておきたいCAD/CAMインレーのポイント」

一般財団法人ヤマキン学術文化振興財団では、CAD/CAMインレーの詳細について紹介する冊子を2冊発行しております。
両冊子とも、切削時の「たわみ」の改善方法を中心に、先端デジタル技術研究所が実際に加工検証した中で得た情報や技術を紹介しています。

以下のページ「資料請求はこちらから」より、印刷した冊子をお取り寄せいただくことも可能です。(無料)

ダウンロード・WEBお申し込み>製品パンフレット・資料 ページ
https://www.yamakin-gold.co.jp/technical_support/webrequest/pamphlet.html

 

KZR-CAD HR ブロック2 BGy 管理医療機器 歯科切削加工用レジン材料 認証番号:304AKBZX00009000
KZR-CAD HR ブロック3 ガンマシータz 管理医療機器 歯科切削加工用レジン材料 認証番号:303AKBZX00111000
製造販売元:YAMAKIN 株式会社 〒781-5451 高知県香南市香我美町上分字大谷 1090-3