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この記事は歯科医療関係者のみご覧ください。〈一般のみなさまへの情報提供を目的としたものではありません〉

MTAセメント第2弾「ミエール」が好評です!

2019年7月1日発売のMTAセメント第2弾「TMR-MTAセメント ミエール」。
まもなく発売6か月を迎えようとしています。

「ミエール」は、発売5か月間で弊社従来品の月平均販売量の2倍以上を記録しました。

X線造影性と、使いやすい価格帯を実現するための生産性向上

ヤマキンが2017年7月に発売した「TMR-MTAセメント」は、おかげさまで多くの方にご利用いただいています。

MTAセメントには、
・強いアルカリ性であるため、抗菌性が期待できる。
・硬化の際、わずかに膨張するため辺縁封鎖性がよく、外部からの感染リスクを低減する。
・カルシウムイオンの放出による硬組織誘導がある。
・硬化後に安定しているため、長期的な封鎖に適している。
という特徴があります。

歯髄保存(覆髄治療)に適したMTAセメントですが、
・一般的に材料費が高価なため、臨床で使用するのをためらう
・術後観察をしやすいようX線造影性を高めてほしい
という声をいただきました。

早速これらの声にお応えするよう、第1弾の発売後間もない時期に開発プロジェクトをスタートさせ、およそ2年を経て第2弾「TMR-MTAセメント ミエール」として発売しました。

 

TMR-MTAセメント ミエール

 

【ミエールの特長】
・操作性やビスマスフリーはそのままに、X線造影性が60%向上
⇒レントゲンやCTによる観察が容易になりました。
・製造工程を抜本的に見直し、生産性を大幅に向上
⇒臨床現場で使いやすい価格帯との声にお応えすることができました。

当社従来品比

おかげさまで「ミエール」は発売5か月間で従来品の月平均2倍以上の販売量を記録。 多くのみなさまにご利用いただくという想いが叶いました。

ミエールのラインアップについて

「TMR-MTAセメント ミエール」は用途に合わせ色、容量をお選びいただけます。 また、好評につき、従来品の「TMR-MTAセメント」も販売を継続しております。

 

ラインアップ

 

さらに詳しい情報は製品レポートで

「TMR-MTAセメント ミエール」についてより詳しく、わかりやすくお伝えするために製品レポートをご用意しました。
MTAセメントの基礎知識や、「TMR-MTAセメント ミエール」の特長、安全性評価といった製品特長や研究内容のほかに、操作手順や治療のポイントなど役立つ情報も掲載しております。

 

ミエール製品レポート

 

【コンテンツ】
・MTAセメントとは
 硬化反応のメカニズムや、水酸化カルシウム製剤との比較を解説
・特長
 従来品の長所を維持しつつ、X線造影性を強化した「ミエール」の特長について
・生物的安全性評価
 高知大学医学部歯科口腔外科学講座との共同研究による細胞毒性試験や感作性試験など
・露光によるMTAセメントの変色
 ジルコニアと酸化ビスマスの変色検証や、黒変による生体安全性への影響など
・MTAセメントによる精密治療のポイント
 神戸市中央区 高田歯科 高田光彦先生による臨床例紹介

レポートや製品パンフレットはこちらからご覧ください。

TMRシリーズ製品情報ページ
https://www.yamakin-gold.co.jp/prdct_dental/material/index.html

レポート冊子をご希望の方は、ヤマキンの営業担当者まで。

これからも続々と新製品をお送りするヤマキンにご期待ください。

 

管理医療機器 TMR-MTAセメント 歯科用覆髄材料 認証番号:229AABZX00044000
管理医療機器 TMR-MTAセメント ミエール 歯科用覆髄材料 認証番号:231AABZX00017000
製造販売元:YAMAKIN 株式会社 〒781-5451 高知県香南市香我美町上分字大谷 1090-3