トピックス

歯科業界初!「色材協会賞(技術賞)」を受賞しました

2019年、ヤマキンの大きな出来事のひとつに「2019年度 色材協会賞(技術賞)」の受賞がありました。
この受賞は歯科医療の繊細な技術を、工業界や学術界の方に知っていただく機会となったことで大変意義深いものだと感じております。

「グラデーションカラー歯科材料の開発」を評価いただきました

ヤマキンの「自然で美しい歯の色調を再現するグラデーションカラー歯科材料の開発」が、一般社団法人 色材協会主催の「2019年度 色材協会賞(技術賞)」を受賞いたしました。

ヤマキンのグラデーションカラー歯科材料(歯科技工用材料)
CAD/CAM用ハイブリッドレジンブロック 「KZR-CAD HR ブロック2 GR」
CAD/CAM用ジルコニアディスク 「KZR-CAD ジルコニア グラデーション」

色材協会は1927年に創立された国内唯一の色材に関する学術団体で、塗料・化粧品・プラスチック・建材・エレクトロニクス機能製品など幅広く各種色材に関する研究を行い、技術の進歩と発展、知識の普及を図っています。(協会Webサイトより)

色材協会賞授賞式は2019年10月24日(木)に東京都立産業技術研究センターで執り行われ、多くの学会関係者が参加する中、なごやかな雰囲気で式が進行しました。

 

左から水田悠介(有機材料開発課 主任研究員)、山本樹育(代表取締役社長)、色材協会会長

 

今回受賞した「色材協会賞(技術賞)」は色材関連工業の発展に貢献した優秀な技術に対して贈られる賞で、本賞受賞は歯科業界では初の快挙です。

「KZR-CAD HR ブロック2 GR」を用いて製作した前歯単冠

「KZR-CAD ジルコニア グラデーション」を用いて製作したブリッジ

美しい色調と透明性の移行の再現を成功させ、高い機械的性質・審美性の両立を実現したヤマキンの独自技術とともに手作業の調整なしで充分な審美性を備えていることから作業負担を大幅に軽減でき、歯科技工士の働き方改革に貢献している点も評価され、今回の受賞にいたりました。

各業界に歯科材料の技術をアピールしました

授賞式に続いて開催された記念講演では、水田よりグラデーションの技術についてお話させていただきました。 歯科関連企業の受賞・講演が初めてということもあり、懇親会では「非常に興味深く、面白かった」と多くの参加者から声をかけていただきました。 歯科医療技術がいかに繊細かつ緻密な技術で成立しているかを、各業界の方に知っていただくことができました。

 

記念講演の模様

 

2019年も皆様に大変お世話になりました

2020年も歯科医療の発展のため、微力ではございますが貢献して参る所存です。 引き続きヤマキンをご支援いただきますようお願い申し上げます。