
【歯科技工Q&A】ゼオセライトZR よくあるご質問-塗布編-
【Q1】塗布前のジルコニアの表面処理について知りたい。
修復物の表面処理は次のとおりです。
基本的にはジルコニア表面を鏡面研磨まで行い、その後ゼオセライト ZRを塗布してください。
咬合に関係しない症例に限りサンドブラスト処理をしても構いません。定着性が向上します。ただし、ジルコニア表面の改質が起こり耐水熱劣化性が低下するため、サンドブラスト後は熱処理(1000℃で30分程度)を行ってください。
塗布前にはジルコニアを蒸留水またはエタノールで超音波洗浄するか、スチームクリーナーを用いて洗浄してください。洗浄後は十分に乾燥してください。
【Q2】塗布時の注意点が知りたい。
塗布時の粘度、塗布方法についての注意点は次のとおりです。
塗布時の適切な粘度は練和したペーストからスパチュラを離した際、糸を引いて途中で切れるような状態が目安です。すべての色で調整方法は同じです。
粘度の調整方法は下のページの動画をご参照ください。
ジルコニア用ステイン陶材『ゼオセライト ZR』の使用方法と留意点
https://www.yamakin-gold.co.jp/yn/qa008_zrstain/
咬合面への使用も可能です。ただし、長期の咀嚼によりゼオセライト ZRの摩耗や剥離が生じることが考えられるため、咬合面への使用は推奨しておりません。
やむを得ず咬合面に使用する場合は、ゼオセライト ZRの摩耗・剥離後に生じる可能性がある対合歯の摩耗リスクを減らすため、ジルコニア表面を鏡面に研磨してからの使用を推奨いたします。
シェード色について
「Shade A」等のシェード色は他の色と比較して発色を強く設計していますので、薄塗りを重ねながら目標とする色調に近づけてください。
シェード色はA系統(赤茶色)、B系統(赤黄色)、C系統(灰色)、D系統(赤灰色)に色合いを変化させることを目的としたオリジナルシェードです。目視で色調を確認しながら微調整してください。
Fluorescent、Glazeについて
ゼオセライト ZRの全ての色に蛍光を付与しておりますが、Fluorescentを併用することでより蛍光強度を高めることができます。
Fluorescent、Glazeを他の色種のステインと混ぜて使用することは可能ですが、ステイン単体にFluorescent、Glazeを混ぜた場合はステイン単体よりも発色が弱くなります。
Fluorescent単体でGlazeのように表面を覆うことは可能です。ただし、Fluorescentの特徴として厚みが増すと白っぽく仕上がってしまう(明度が上がる)ため、下地の発色を弱めてしまうことがあります。そのため、単体で使用するよりGlazeと混ぜて使用することを推奨します。
管理医療機器 ゼオセライト ZR 歯科用陶材 認証番号:227AFBZX00042000
製造販売元:YAMAKIN 株式会社 〒781-5451 高知県香南市香我美町上分字大谷 1090-3