2026年6月特定保険医療材料一部改訂について(CAD/CAMブリッジ)
2026年5月29日 厚生労働省Webサイトにて、2026年6月の特定保険医療材料一部改訂に関する告示が公開されました。
「CAD/CAMブリッジ」が保険適用されたことをうけ、一般財団法人ヤマキン学術文化振興財団は「号外 歯科用デジタルハンドブック(2026年6月)」※を発行しました。
※本冊子は2026年6月の特定保険医療材料一部改訂のうち、CAD/CAMブリッジに関する項目を抜粋して制作されました。
「号外 歯科用デジタルハンドブック(2026年6月)」発行のお知らせ
2026年6月1日、「CAD/CAMブリッジ」が新たに保険収載されました。
本冊子では、CAD/CAMブリッジ用材料の定義から適用部位、CAD/CAMブリッジ用材料「KZR-CAD ファイバーブロック シンボー」の特徴、使用方法、臨床例についてご紹介しています。
今回は内容の一部をご紹介します。
「CAD/CAMブリッジ用材料」の定義と材料価格
CAD/CAMブリッジに用いられる材料として「CAD/CAMブリッジ用材料」が新たに定義されました。
CAD/CAMブリッジ用材料の定義と材料価格
なお、材料価格の11,700円は、「高強度硬質レジンブリッジ」から加算されたものです。
2018年に既収載の高強度硬質レジンブリッジは咬合面2.0mm以上の厚みを確保しなければならないため、原則失活歯への適応となっています。一方、CAD/CAMブリッジは構造や材料における工夫によって、咬合面厚み1.0~1.5mm以上と、歯質削除量を抑えられるため、生活歯にも適応できます。また、CAD/CAMシステムの活用により、これまで金属の鋳造で発生していた熱や金属ヒュームへの対応が不要になり、歯科技工士の作業環境が改善されます。また、作業時間の短縮によって生産性の向上につながることが期待されます。
算定に際しては、「トレーサビリティシール」を診療録に貼付するなど、保管・管理が必要です。
「CAD/CAMブリッジ」の準用技術
CAD/CAMブリッジの準用技術は、高強度硬質レジンブリッジ(3,000点)となります。
適応症例は下の図のとおりで、第ニ小臼歯又は第一大臼歯の1歯中間欠損部に対するポンティックを含む、3歯ブリッジの症例に適用できます。
水色箇所:適応症例
「CAD/CAMブリッジ」に使用できる材料は、ヤマキンが6月1日に発売した「KZR-CAD ファイバーブロック シンボー」です。

【シンボー製品サイト】
https://www.yamakin-gold.co.jp/prdct_dental/product/kzr_cad_fbsb.html
<号外>歯科用デジタルハンドブック(2026年6月)のご紹介
TOPICS
本冊子にはおもに次の内容が掲載されています。
- 保険診療におけるCAD/CAMブリッジとは
- 「KZR-CAD ファイバーブロック シンボー」について
- 「シンボー」の使用方法
- 症例報告と使用上の注意点
全ページは下のPDFからご覧いただけます。
【文献】令和8年5月29日保医発 0529 第2号 「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」等の一部改正について
令和8年5月29日保医発 0529 第3号 医療機器の保険適用について
厚生労働省告示 第232号 特定保険医療材料及びその材料価格(材料価格基準)の一部を改正する件
KZR-CAD ファイバーブロック シンボー 管理医療機器 歯科切削加工用レジン材料 認証番号:305AKBZX00011000
製造販売元:YAMAKIN 株式会社 〒781-5451 高知県香南市香我美町上分字大谷 1090-3

<号外>歯科用デジタルハンドブック(2026年6月)(PDF:2.5MB)