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MTAセメントの専門書を発行しました

厚生労働省 薬事工業生産動態統計(月報)によると、歯科用覆髄材料(MTAセメント)のメーカー出荷量は、2019年1月~12月の1年間に54.3kgに達し、さらに2020年上半期は前年同時期に比べ1.8倍に増加しました。

MTAセメントを選択するケースが増えている中、より安心してお使いいただけるよう、MTAセメントがあらためてどのような材料・性質なのか冊子にまとめ発行しました。

昨今注目のMTAセメントを、総合的に解説しました

MTAセメントは、日本では2007年から直接覆髄用の医療機器として使用できるようになりました。
現在は、MTAセメントが封鎖性や生体適合性が高いという報告などから直接覆髄以外でも間接覆髄、歯髄切断、穿孔封鎖、逆根管充填、アペキシフィケーションやリバスキュラリゼーションなど、さまざまな治療への展開や可能性が研究、検討されています。

このような背景から、MTAセメントの材料としての性質や生物学的安全性などをわかりやすく解説した冊子を編集・発行いたしました。

「ジルコニア配合型MTAセメント」表紙

 

本冊子の内容について

本冊子では、MTAセメントのX線造影剤、硬組織誘導といった機能面や生物学的安全性を解説し、これら材料的背景を踏まえ、ヤマキンが開発したジルコニア配合型の水硬性MTAセメントを例に、使用するにあたって注意すべきポイントと課題の解決方法を科学的な根拠に基づいて解説しました。

【主な項目】

  • MTAセメントとは
  • MTA系材料の分類と成分
  • MTAセメントに用いられるX線造影剤について
  • 硬組織誘導能
  • 生物学的安全性評価
  • MTAセメントの使用ポイントと臨床例

「ジルコニア配合型MTAセメント」本文見本1

本文見本2

冊子「ジルコニア配合型MTAセメント」にご興味をお持ちの方は、ぜひ弊社営業担当者にお伝えください。

【冊子名】ジルコニア配合型MTAセメント
“審美性を改善し、生物学的安全性の評価をおこなった水硬性MTAセメント”
【定価】 1,000円(+税)
【発行元】 YAMAKIN株式会社