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パナソニック ヘルスケア株式会社との事業譲渡の合意について

本日は、『パナソニック ヘルスケア株式会社からヤマキンへの事業譲渡の合意』について、お知らせいたします。

【ナノジルコニア製品に関する事業譲渡について】

この度、ヤマキンは、パナソニック ヘルスケア株式会社(以下、パナソニックヘルスケア)および、その子会社であるパナソニック デンタル株式会社(以下、パナソニック デンタル)より、ナノジルコニア製品に関する事業を譲り受けることになりました。

パナソニック ヘルスケアおよびパナソニック デンタルは、歯科事業において確固たるブランドと豊富な実績を持ち、国内はもとより海外にも積極的に展開されております。
特に「C-Pro ナノジルコニア」は非常に高い性能を誇り、世界で認められている製品です。
そのナノジルコニアの生産をヤマキンが引継ぎ、高知県の第一山南工場に生産拠点を移管し、今年度中に製造販売体制を整えます。

また、ナノジルコニア加工のサポートも引継ぎ、CAD/CAM普及に向けた体制の充実を図ります。

本件は歯科業界において非常に大きな譲渡案件で、ヤマキンにとっては重責を担う決断となりました。
力不足とは存じますが、何卒、引き続きパナソニック ヘルスケアおよびパナソニック デンタルと同様にご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

【今後の事業展開について】

ヤマキンは、貴金属合金はもとより有機・無機材料やCAD/CAM材料を揃える研究開発型総合歯科材料メーカーへとドメインを拡大しております。

特に、「KZR-CADシリーズ」の充実や、「歯科用CAD/CAMハンドブック」の発行、「コンシェルジュサービス」や「CAD/CAMセッション」などのサービスにより、歯科用CAD/CAMシステムの普及に取り組んでおります。今回、ナノジルコニア製品に関する事業を引き継ぐことで、ヤマキンが積極的に取り組む歯科用CAD/CAM切削材料のラインアップが拡充され、その相乗効果から、国内の歯科医療技術の承継と発展、地域医療の充実をより一層進めることができます。

さらに、国際的に認められる高品質かつ高性能な製品を輸出することで、海外展開をますます拡大させ、Made in Japanのクオリティを世界各国に提供いたします。

今後も歯科医療の発展のため、微力ながら尽力いたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。