トピックス

日本経済新聞に掲載されました

本日(2015/06/08)の日本経済新聞11面のコラム「地域発世界へ」で、ヤマキンの歯科材料の世界戦略について特集されました。

このコラムは、国内各地域の中小・中堅企業が、特有の技術や販売戦略で世界市場に挑む姿を紹介する記事で、毎週月曜日に掲載されています。

今回、掲載された記事は、要約すると次のとおりです。

  • 歯科材料で国内トップクラスのシェアを誇るヤマキンは、セラミックや高分子樹脂といった素材で世界市場開拓に挑んでいる。
  • 韓国から訪れた歯科技工士17人が、高知県香南市の工場内セミナールームでセラミックの研修を受けた。参加者は「他社の製品に比べて天然歯を再現しやすい」、「自分の技術力が高まったことを実感できた」と感想を話している。
  • ヤマキンは海外研修で技術の伝承を重視しており、同様のセミナーをイタリアやベトナムで定期的に開催、高知では韓国やロシア、ルーマニアなど5カ国以上の技工士を迎え技術指導している。
  • セラミックや高分子素材は20年以上前から年間1億円を投じ、研究を重ねており、博士号を持つ社員も歯学、工学、薬学など幅広い分野で10人いる。歯科材料の分野でここまでできるのは世界的にも少ない。
  • 海外では日本より貴金属以外の治療が広まっている。現在2億円程度の海外売上高を5年以内に10倍に伸ばす目標にある。

この記事にあるとおり、ヤマキンは歯科用貴金属材料だけでなく、セラミックや高分子素材の研究開発を積極的に進めており、最近ではCAD/CAM切削用のジルコニア、チタン、ハイブリッドレジンの発売も実現、販売量を伸ばしています。