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この記事は歯科医療関係者のみご覧ください。〈一般のみなさまへの情報提供を目的としたものではありません〉

“混ぜてる”MTAセメント「TMR-MTAセメント マゼテール」発売!

ヤマキンでは、2025年7月1日(火)に新製品「TMR-MTAセメント マゼテール」を発売いたします。

ヤマキンMTAセメントから待望のプレミックスタイプが誕生!

この度ヤマキンが発売した歯科用覆髄材料「TMR-MTAセメント マゼテール」は、ご好評いただいている粉末タイプの「TMR-MTAセメント ミエール」の技術を応用した、水と練和不要なプレミックスタイプのMTAセメントです。

TMR-MTAセメント マゼテール

 

TMR-MTAセメント マゼテールの6つの特長

「マゼテール」の特長は次の6つです。

  1. 練和不要(プレミックスタイプ)

    貼薬後に周囲の水分(象牙細管内液等)をMTA成分が吸収して水和反応により徐々に硬化します。

    硬化メカニズム

     

  2. 切れが良いフローペースト

    滑らかなペースト性状でありながら、糸引きせず、切れが良いローフロータイプです。
    マゼテール(ペースト)に粉末タイプのミエールを混合することでパテ状の覆髄材としてもご使用いただけます。
    【比率(重量比):マゼテール4に対してミエール1まで】

    ローフロータイプ

     

  3. ビスマス・ユージノール・モノマーフリー

    X線造影剤には、歯科材料や人工関節などに使用実績があり、化学的に安定で変色が起こりにくいジルコニアを使用しています。また、アレルギーや重合への影響が懸念されるユージノールおよびモノマーを含んでいません。

    露光時間と色の変化

     

  4. 強アルカリ性(pH12を維持)

    水和反応による硬化過程で生成される水酸化カルシウムにより、強アルカリ性(pH12)を維持することが確認されています。強アルカリ性は抗菌性を発揮します。

  5. 十分なX線造影性(ジルコニア配合)

    ジルコニア量を増加させることで、弊社従来品と比べてX線造影性が60%以上向上しており、レントゲンやCTによる観察が容易になりました。

    X線造影性

     

  6. 高い圧縮強さ

    マゼテールは、硬化7日後に高い圧縮強さ(83 MPa)になるため、歯質に強い力が加わった際の破壊強さが高まります。
    水酸化カルシウムは長期的に貼薬すると歯質が脆弱化するという報告がありますが、MTAセメントでは経時的に歯質の耐破折性が向上することが知られています。

    圧縮強さ

     

ラインアップ、詳細は製品パンフレットをご覧ください。

TMR-MTAセメント マゼテール 製品パンフレット
https://www.yamakin-gold.co.jp/technical_support/webrequest/pdf/tmr-mta_cement_maztelle.pdf

 

TMR-MTAセメント ミエール 管理医療機器 歯科用覆髄材料 認証番号:231AABZX00017000
TMR-MTAセメント マゼテール 管理医療機器 歯科用覆髄材料 認証番号:307AABZX00020000
製造販売元:YAMAKIN 株式会社 〒781-5451 高知県香南市香我美町上分字大谷 1090-3