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高知第三工場着工について

ヤマキンでは、2016年9月15日に「高知第三工場(仮称)」の第一期工事に着工します。

この第三工場は、「有機材料の生産拠点」と位置付けており、研究開発型総合メーカーへとドメインを拡大し、国内のみならず海外展開を積極的に推進するうえで、重要なポジションを担います。

第三工場着工のニュースは、高知新聞(2016年8月20日付)に掲載されました。



高知第三工場(仮称)第1期工事の概要

高知県香南市香我美町上分の香南工業団地に、2016年9月中旬に高知第三工場(仮称)の第1期工事として、鉄鋼2階建て延べ床面積約2,000㎡を着工します。
設計および施工は熊谷組がおこないます。

今回着工する第三工場の工場用地は、総面積4,960坪(16,396㎡)、総工費は、土地取得を含めて総事業費は約10.5億円を見込んでおり、2017年3月末に竣工、操業開始は創業60周年にあたる2017年6月頃を予定しています。

現在、高知第二山北工場で製造している歯科用途の修復物や接着材などの有機材料が拡大していることから、生産工程を第三工場へ移管・集約し、「有機材料の生産拠点」として増産の加速を図ります。

第三工場のコンセプトなど

第三工場のコンセプトは「見せる工場」です。見学しやすいレイアウトで、開放的なガラス張りのカフェスペースも設置します。

国内だけではなく海外への輸出も順調に伸びていることから、海外の関係者も積極的に受け入れて工場見学をおこない、ヤマキンの有機材料事業を世界へアピールするための発信拠点としても活用します。

第三工場の就業人員は、60名と計画しており、新規雇用約30名を順次採用し、竣工に向けて研修を進めています。

移管後の第二山北工場は、有機系材料専門の研究開発拠点とし、次世代の製品開発に尽力し、イノベーションを継続的に生み出していきます。