English Dental Material
English Industrial Material
中 文
採用情報
サイトマップ
ホーム
>
歯科材料部門
> 歯科メタルセラミック修復用陶材/ゼオセライト
コンセプトに基いたクオリティを実現する鍵は、既成概念の中にはない−。
ゼオセライトの研究開発は、セラミストやデンティストの皆様が日頃いだいている既存の陶材に対する不満や要望(NEED)、 技術的課題を徹底的にリサーチし、そして、合金との組み合わせで使用される陶材はどのようなものがさわしいのかを考えることから始まりました。 私たちは、既成概念にとらわれない発想力と、独自の品質哲学、歯科用貴金属合金の蓄積した技術で培ったノウハウを発揮してより優れた陶材を追求しました。
ZEO CE LIGHTを使用した模型
画像提供 医療法人西村歯科
LiCCA Lab. 谷本一道先生
クリックで拡大表示できます
メタルセラミック修復物において、焼成後のクラックや口腔内セット時に破折等のトラブルは絶対に発生してはなりません。ゼオセライトは、合金熱膨張係数の許容範囲が広く(13.7〜15.0)、安定したクラック抑制を達成しています。
フルマウスリングプロジェクト
異種合金の組み合わせによる
メタルセラミックス修復物のクラックの状況
天然歯は自然光の下で目視できる色の他に、紫外線で発光・視認できる"蛍光特性"を持っています。ゼオセライト製人工歯においても、この天然歯と同様、光源に左右されない自然な蛍光特性が得られます。
天然歯とゼオセライト製人工歯の蛍光特性
天然歯は反射光では青白く、透過光ではオレンジ色が強調される光特性を持ち、しかも実際には両者が複合化された外観的色調を示します。このような現象は一般的にオパール効果といわれ、ゼオセライトは天然歯の再現に欠かすことの出来ない性能を持っています。
天然歯とゼオセライト製人工歯のオパール特性
ゼオセライトは陶材と銀含有合金との組み合わせによる黄変の一般的な抑制技術ではなく、有害元素を含んだ特殊化合物を採用せずに弊社独自の技術によって開発を行いました。その結果、有害成分を含むことなく黄変抑制技術を実現しています。
ゼオセライトトランス陶材の銀による黄変試験
ゼオセライトの透明性に優れたベース陶材は、着色と乳化の自在性を備えています。この自在性を発揮した豊富なアクセント陶材ラインナップは、テクニシャンの繊細なイメージを再現することができます。
メタルセラミック修復物には、咀嚼に耐える機械的強度が必要です。その強度は、歯冠合金と陶材との接着強さが決め手となります。合金との強固な接着力を持つスーパーオペークは、クラック剥離等の防止に効果的です。
ゼオセライトのビッカース硬さはHV485。この硬さは天然歯のエナメル質の硬さ約HV400に近い値であり、口腔内で使用した場合に天然歯の磨耗が小さく、対合歯に対して負担が少ないことが期待されます。
ゼオセライトは微細な結晶粒子が均一に分散した組織を持っているため、応力が局所に集中せず、高い曲げ強さを示してクラックの発生等のトラブル抑制効果が期待できます。
ゼオセライトの焼成温度は880〜920℃であり、メタルフレームおよび前ろう材に対して変形の心配がなく、更に後ろう付け時に陶材の表面性状が悪影響を受ける心配もありません。歯科メタルセラミック修復用陶材として適切な焼成温度設定となっています。
ゼオセライト耐クラック性能試験のために発案された「フルマウスリングプロジェクト」。
第1段の0字形状から更に過酷な環境を与えるため、第2段ではツイストが加えられました。2次元から3次元へ熱膨張運動が変化します。ろう着11箇所、トータル焼成回数17回と、作製だけでも高度な技術が要求されますが、クラックは最後まで確認されませんでした。
∞型フルマウスリングの使用金属
クリックで拡大できます
ISO 9001/13485認証
|
ISO 14001認証
|
責任ある原材料調達に関する方針
|
個人情報保護方針
|
特定歯科材料保険適応確認マーク表示のご案内