【特設サイト】TMR-アクアボンド0-n｜歯科用象牙質接着材

多用途
高い接着強さ
湿潤環境下でも
安定接着
使用可能30分
(採取後遮光下)
脱灰時間０秒
待ち時間なし

象牙質レジン
コーティング
＆
知覚過敏処置

湿潤環境下でも安定した接着力

ヤマキン独自の機能性モノマー「M-TEG-P®」の最適配合によって、水分コントロールが難しい場合でも安定した接着性能を発揮します。

幅広い用途・接着対象に対応

「M-TEG-P®」などの接着成分により歯質からジルコニア、チタン、貴金属まで幅広く接着することができます。
また、マルチプライマーリキッドを併用することで、無機質フィラーを含むレジンや陶材に対しても接着し、接着対象がひろがります。

採取後にも相分離なし（使用可能時間30分）

成分配合の緻密なコントロールと「M-TEG-P®」により、遮光条件下で約30分後でも相分離せず、均一に塗布することができます。

アクアボンド０-ｎを使用した
CR充填の臨床例

Ｖ級窩洞の修復（写真提供：医療法人山北歯科診療所（高知県香南市））

① 窩洞形成

通法どおりに窩洞を形成します。
アクアボンド0-nは湿潤状態でも安定した接着を実現します。
② アクアボンド0-nの塗布

窩洞全体にアクアボンド0-nを塗布します。
塗布後は「待ち時間なし」でもエアー乾燥（目安：強圧で5秒以上）に移ることができます。
光照射時間はペンギンアルファのハイパワーモードを使用すると、わずか3秒です。
③ ゼットフィル10.フローの充填

流動性のよいフローを流し込み、窩洞に充填していきます。豊富な色調ラインアップは、術者のイメージを美しく再現します。
光照射時間はペンギンアルファのハイパワーモードを使用すると、わずか4秒です。
④ 治療後

天然歯のような美しさとともに、ゼットフィル10.はフッ素徐放性と強度を両立させており、患者さんのQOL向上を実現します。

より確実な接着を行いたい方へ
アクアボンド0-n塗布前の歯面清掃に、マルチエッチャントをご使用いただけます。
マイルドエッチングが可能なのでエナメル質と象牙質を同時に処理できます。

より簡便に光沢を出したい方へ
研磨仕上げの代わりにNu:leコートをご使用いただけます。
低粘性なので筆跡が残りにくく、薄く均一に塗布することができます。

象牙質レジンコーティングおよび知覚過敏処置に対応

象牙細管の封鎖性に優れ、知覚過敏抑制効果が期待できます。
また、冷水痛や咬合痛などの術後不快症状の発現、二次う蝕の抑制などを目的とした象牙質レジンコーティングに対応しています。

アクアボンド０-ｎを用いた保険適用の
象牙質レジンコーティング手順

① 生活歯歯冠形成

通法に従い、支台歯形成を行います。
② 塗布

支台歯全体にアクアボンド0-nを塗布します。塗布後は「待ち時間なし」でエアー乾燥に移ることができます。
③ エアー乾燥

バキュームで吸引しながら、液面が動かなくなるまでエアーで十分に乾燥させてください。
（目安：強圧で5秒以上）
余剰ボンドはペーパーポイント等で吸い取ってください。
④ 光照射

歯科重合用光照射器により光照射し、硬化させます。（照射時間は下表参照）
⑤ 未重合層の除去

アルコール綿球等を用いて本品の未重合層を確実に除去します。
⑥ 印象採得

通法に従い、印象採得を行います。

分類	光量※1	照射時間
ペンギンアルファ（LED照射器）	2400mW/cm²	3秒以上
ペンギンアルファ（LED照射器）	1200mW/cm²	10秒以上
ハロゲン照射器	300mW/cm²以上
LED照射器	300mW/cm²以上

※1 有効波長域400~515nm (LEDの場合、発光スペクトルのピークトップが450～480nm)

ペンギンアルファ
一般医療機器　特定保守管理医療機器　歯科重合用光照射器
届出番号：13B2X00316310018

販売元：YAMAKIN株式会社〒543-0015 大阪市天王寺区真田山町3番7号
製造販売元：ピヤス株式会社〒132-0035 東京都江戸川区平井6-73-9

注意点

・暫間被覆冠を直接法で製作する際，コーティング面に常温重合レジンが接着してしまう可能性があるため，あらかじめ水溶性分離材を塗布すること。

・レジン系仮封材やユージノール系仮封材等を仮着に用いることは禁忌。

・コーティングは非常に薄いため、印象採得、仮着材除去、装着前処理などでコーティングを壊さないよう十分に注意すること。