ヤマキン博士会

会長あいさつ

YAMAKIN株式会社博士会会長 山本 裕久

創始の志を次世代へ継承

1957年、前身である「山本商店」は2次卸貴金属小売業として創業するに至りました。しかしながら、創業者の「志」は道半ばでありました。その「志」は社名変更とともに、1976年「山本貴金属地金株式会社」としてメーカーを目指す第二創業期に引き継がれました。そして、2017年に創業60年を迎えるとともに「YAMAKIN 株式会社」へと社名を変更し、これを第三創業期のはじまりとして位置づけ、引き続き未来への希望と夢を創造するために創始の「志」を次世代へ継承いたしました。

第二創業期のはじめ、今後の企業成長のためには、それまでの職人肌ではなく、学問や知識を拠り所とした技術志向のマネジメントへの転換が必要と考え、大学院で技術を追求することを試みました。しかしながら、当時は断念せざるを得ませんでした。

この学問への想いは、2011年に発足した「ヤマキン博士会」(2022年 10月 現在12名)に受け継がれております。ヤマキン博士会は、研究開発のさらなる活発化と若手研究者の育成のため、社内の医学、歯学、薬学、工学、理学、農学、学術の学位取得者から成る専門分野のエキスパート集団です。それぞれ専門の知識や経験、技術を横断的に融合することで、イノベーションを継続的に発生させる原動力となっています。 入社後でも、事業領域(ドメイン)にあるテーマであれば、大学院で究める機会を得ることができます。既存の博士会メンバーとの相乗効果でさらなる価値を生み出す環境をつくり、社会全体の課題解決に微力ながら貢献して参ります。

幹事長あいさつ

一般的に、企業で「博士号」を取得している者の活動は、R&Dを中心に、開発事案の責任者や技術者として関わっている印象が強いと思います。

ヤマキンでは、それだけではなく専門性を踏まえた上で、実務以外で会社の方針に関わったり、技術的コンセプトや学術的情報を関係者にわかりやすく説明したり、外部組織と折衝を行うなど高い信頼性のもと、概念や枠組みづくりに関わる仕事で活躍が期待されています。

YAMAKIN株式会社博士会幹事長 坂本 猛

ヤマキンの博士は会社の三本柱である

「開発」「製造」「販売」に「経営」を

加えたそれぞれの部門に分散し、各専門で培った経験に基づいて、活躍しております。博士会とは、そのようなヤマキンで活躍する博士のあつまりです。

時には部署横断的に連携して、即応的な対処も可能にするコミュニティーです。
また、社員教育だけではなく、大学などでの教育活動も行っており、公共性の高い取り組みに積極的に関わっております。
私たちヤマキン博士会はそれぞれの専門性を活かし、社内外に関わらずさまざまな事案を始動・牽引することを目指して活動しております。