ヤマキンの歯科材料は自社開発。厳しい基準をクリアして開発され、 品質管理や製造販売後の安全性確保体制も確立されています。 ここでは、一製品を例にとり、開発から患者様の口腔内までのヤマキンの体制をご紹介致します。
歯科材料の技術の進化は日進月歩。高機能の製品が日々開発されています。 私たちはこれまでに、独創的な発想のもと、開発力・技術力の向上に努めてまいりました。 近年、歯科材料に対して、物性や操作性といった機能性とは別種の、生体安全性、すなわち「安全・安心」が大きな要求事項となりつつあります。 科学的な機能性と医学的な安全性が高度に融合した製品によって、お客様に「安心」「信頼」「満足」を提供することが私たちの目標でもあります。 これまでも、そしてこれからも、私たちは安全性を重視した研究開発を行ってまいります。
生物学的安全性に関して、国際標準規格ISO 10993「医療機器の生物学的評価」に基づいた試験に加えて、 さまざまな安全性試験をおこなっています。 代表的な試験項目には、溶出試験、細胞毒性試験、変異原性試験などがあげられ、細胞や遺伝子に与える影響について研究を進めております。 これらの研究から得られた結果は、安全性レポートとして医療現場に情報提供しております。
お客様に、より高い水準の安全・安心をお届けするため、専門研究機関と連携・協力して研究に取り組んでいます。 歯科材料の安全性について、国内では薬事法、国外ではISO 10993によってその評価方法が定められています。 我々は規格・基準の遵守はもちろんのこと、お客様により高い水準の安全・安心をお届けするために、 高知大学医学部歯科口腔外科学講座内に生体科学安全研究室を設立し、他の歯科大学などの研究機関と協力して、研究を行っています。