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大学医学部との共同研究
〜細胞・組織・遺伝子工学を基礎にした生物学的安全性試験
その先へ・・
 定められた「安全評価」を行うことは医療にたずさわる者として当然の義務です。
 しかし、私たちはいつも「その先」へ視線を向けています。アレルギー、発ガン性、 そして私たちの子孫への影響など、単一の評価試験では証明しきれないリスクも合わせ、 これからの研究開発において、複数の側面からのアプローチを進めています。

試験の目的と要約
 

細胞増殖阻害試験
DNA合成試験
細胞傷害性試験
DNA断片化試験
蛋白合成試験

 

細胞増殖阻害試験
試験の目的
 本試験は、医療機器全体またはその原材料化学物質が培養細胞の増殖率にどの程度影響を与えるかを測定することで、 生体への毒性の有無を予測することを目的としています。


試験の要約

 培養細胞に検体液を添加し、その後48時間培養します。培養後、検体液を添加していない場合の細胞数と、 添加した場合の細胞数とを比較することにより、培養細胞の増殖に対する阻害作用の有無を知ることができます。
  正常の場合は、一定の速度で増殖を行いますが、異常がある場合は、増殖速度が抑制されるか、 場合によっては死滅することもあります。




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DNA合成試験
試験の目的
 細胞は細胞分裂を行う際、DNAの合成を行います。
  本試験は、医療機器全体またはその原材料化学物質の毒性について、このDNA合成を調べることにより細胞のDNA合成に対する影響を確認し、 生体内における毒性の予測を行うことを目的としています。


試験の要約

 培養細胞に検体を加え、その後48時間培養します。培養終了6時間前に、新しく合成されるDNAに取り込まれる試験液を添加することで、 印づけを行います。その後、そこから放出されるベータ線を測定することにより、DNA合成量を測定し、 検体のDNA合成に及ぼす影響を知ることができます。



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細胞傷害性試験
試験の目的
 本試験は、医療機器全体またはその原材料化学物質を培養細胞に添加し、 どれくらいの細胞が傷害されるか(死滅するか)を測定することで、生体内における毒性の予測を行うことを目的としています。


試験の要約

 放射性物質で標識した培養細胞に検体を添加し、48時間培養後、培養上清中に遊離してきた放射性物質の活性を測定することにより、 細胞がどの程度傷害されたかを知ることができます。




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DNA断片化試験
試験の目的
 本試験では、細胞内のDNAを電気泳動し、観察することで、検体が細胞に毒性を示すのかを判断すると同時に、 もし細胞に毒性を示した場合、その毒性の発現形式がアポトーシス(自然死)か、 もしくはネクローシス(壊死)であるか判断することを目的としています。


試験の要約

 培養細胞に検体液を添加し、48時間培養後、細胞のDNAを取り出し、さらに電気泳動を行い、 その泳動パターンを観察することで結果を得ることができます。
 細胞が死に至っていない場合では、 DNAは分解されません。またアポトーシスの場合では規則性のある分かれ方を、ネクローシスの場合では無秩序な分かれ方を示します。




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蛋白合成試験
試験の目的
 正常な状態にある細胞では、細胞分裂を行うため、蛋白質の合成がDNAやRNAの働きによって行われています。 このため、本試験では、医療機器全体またはその原材料化学物質を培養細胞に添加し、蛋白合成量を測定することにより、 検体の毒性の有無を予測することを目的としています。


試験の要約

 培養細胞に検体を添加し、48時間培養を行います。その後、細胞より蛋白を抽出し、 吸光度を測定することにより、蛋白の合成に与える影響を知ることができます。



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私達が試験を行っています!
高知大学医学部YAMAKIN次世代歯科医療開発講座の実験室で、各種安全性試験に取り組んでいます。
より安全性の高い製品を提供するために
 歯科材料における試験は、一般的に物理的及び化学的試験が行われています。しかし、 私たちはそれらの試験と合わせ、生体に対する安全性を医学的見地で、 細胞レベル及び組織学的に確認を行うことを目的とした試験に取り組んでいます。 このため現在、高知大学医学部との共同研究により、無菌室及び動物実験室の環境下でこれらの試験を進めています。
高知大学医学部の実験室にて
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テクニカルサポート 安全性試験レポートについて
明らかになった研究成果は、医療従事者の技術情報の裏付けとなるよう、学会発表やレポート発行によって広く公開しています。

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