当社販売の歯冠用硬質レジン「ルナウィング」、およびハイブリッド型歯冠用硬質レジン「ツイニー」の重合時間が大幅に短縮※1されます(図3)。
従来の光重合器での光重合時間
レジン名 |
光重合
時間(秒) |
IvO |
90 |
オペーク |
180 |
ボディレジン
(デンティン、エナメルなど) |
ベース |
180 |
ベース以外 |
60 |
ステイン |
60 |
最終光重合 |
180 |
|
 |
「LEDキュアマスター」での光重合時間
レジン名 |
光重合
時間(秒) |
IvO |
10 |
オペーク |
30 |
ボディレジン
(デンティン、エナメルなど) |
ベース |
90 |
ベース以外 |
10 |
ステイン |
10 |
最終光重合 |
90 |
|
図3 ルナウィング、ツイニーの光重合時間
※1「LEDキュアマスター」の重合性を確認するために、
一般的なハロゲンランプの重合器と「LEDキュアマスター」を用いて最終光重合後のレジン表面と
裏面のビッカース硬さ(加熱処理前)を試験片で測定しました(使用レジン:濁度の高いシェードTWiNYのCA1)。
一般的なハロゲンランプの重合器で180秒光照射後の硬さは、試験片の表面88、裏面66 Hv0.2に対して、
「LEDキュアマスター」で90秒視光照射後に、表面97、裏面97 Hv0.2になっており、
「LEDキュアマスター」を使用することで、光重合時間を短縮しながら、硬度も十分得られることを確認しています。
また、硬さだけではなく、本来の物性値も得られます。
「LEDキュアマスター」でルナウィング、ツイニー以外の硬質レジンを光重合される場合は、
「LEDキュアマスター」における重合時間の確認ができていませんので、
各メーカーが指定する重合時間にあわせて光重合を行ってください。 |